Google ColaboratoryへGoogle Driveをマウントする方法

著者: Natsuki Takayama
作成日: 2024年02月14日(水) 00:00
最終更新日: 2024年02月14日(水) 10:21
カテゴリ: コンピュータビジョン

こんにちは.高山です.
Google Colabは機械学習を勉強する上で非常に便利な環境なのですが,長時間使っていると利用制限に引っかかりセッションが切れてしまう場合があります.
セッションが切れるとローカルのデータは削除されてしまうので,保存していない場合は一からやり直しになってしまいます.

そのような場合,ColabへGoogle Driveをマウントしておくと,データの読み込み/保存ができて便利です.


Google Driveのマウント方法

Colab上で次のコードを実行すると,Google Driveをマウントできます.

1
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from google.colab import drive

drive.mount("/content/drive")

マウントが開始すると,これでもかというくらいに確認ウィンドウが出てきます(^^;)が,怖がらずに続けていきましょう.
まず最初に,次のようなポップアップが現れますので,「Google ドライブに接続」を選択します.

図1: Googleドライブに接続
Googleドライブに接続

次に,マウントするGoogleアカウントを選択します.

図2: アカウントの選択
アカウントの選択

選択したアカウントでGoogle Driveにログインするかを確認されますので,「次へ」を押します.

図3: Google Drive for desktopにログイン
Google Drive for desktopにログイン

Google Driveがアカウントへのアクセス許可を求めますので,「続行」を押します.

図4: Google Drive for desktopへアクセス許可
Google Drive for desktopへアクセス許可

ここまで作業が進むと,ColabにGoogleドライブがマウントされます.
マウントされると,Colab左端のフォルダメニューからGoogleドライブ内のファイルが確認できるようになります.

図5: Colabのローカルフォルダ
Colabのローカルフォルダ

また,次のようにコマンドやプログラムからドライブ内のファイルにアクセスできるようになります.

!ls
drive  sample_data

ColabへのGoogle Driveのマウント手順の説明は以上になります.
如何でしたでしょうか?

学習結果の保存や,サイズが大きなファイルを扱う場合に便利ですので,そのような点でお困りの方は,一度試してみては如何でしょう.